2021/02/21 14:14
はちみつはブドウ糖と果糖が全体の70%を占め、その他は水分から構成されています。栄養成分はビタミンB1、B2、葉酸などで、カリウムを多く含んでいます。わたしたち人間の体内では生成することのできない必須アミノ酸も含んでいるので、はちみつは、栄養素がたくさんつまった「完全食」とよぶ人もいます。では、具体的にどのような効果効能が期待されているのでしょうか?
1.疲労回復
はちみつの構成成分であるブドウ糖と果糖は、体内に吸収されるのが非常に早い「単糖」からできています。吸収が早ければ早いほどすぐにエネルギーになるので、日々の疲れを感じたときや、体調が優れないときにはちみつを食べてみてはいかがでしょうか?
2.腸内環境の改善
はちみつに含まれる酵素の一つ「グルコースオキシターゼ」は、「グルコン酸」を作るのですが、このグルコン酸が生じる過程でできる「過酸化水素」に、殺菌効果があると言われています。グルコン酸には、ビフィズス菌を増やす効果もあると言われているので、腸内環境が改善されることで注目を浴びています。
3.動脈硬化の予防
はちみつに含まれる「コリン」と「カリウム」いう成分が、動脈硬化の予防につながると言われています。まずコリンは、コレステロールを除去することが期待されているので高血圧の予防に一役買います。さらに、はちみつに多く含まれているカリウムは塩分を体外に出す作用もあると言われています。