2026/02/10 00:00

「はちみつが白く固まってしまった…」
「ザラザラしているけど、これって大丈夫?」

そんな声をよく聞きますが、結論から言うと、それは「結晶」です。
はちみつの結晶は品質劣化ではありません。
むしろ、自然なはちみつほど結晶しやすいのです。


はちみつが結晶する理由

はちみつの主成分は、ブドウ糖と果糖。
このうち、ブドウ糖は水に溶けにくい性質を持っています。

気温が下がったり、時間が経ったりすると、溶けきれなくなったブドウ糖が結晶化し、
白く固まったり、シャリシャリした食感になるのです。

特に結晶しやすい条件は、
気温が15℃前後
ブドウ糖の割合が多いはちみつ
生はちみつ(非加熱はちみつ)

こうした条件がそろうと、結晶は自然に起こります。


結晶するはちみつ=悪いはちみつ?

答えはNO。

結晶は、
✔ 水分が少ない
✔ 余計な加工がされていない
✔ 自然な状態が保たれている

という証でもあります。

海外では「結晶する=本物のはちみつ」と考えられることもあり、
あえて結晶タイプを好む方もいるほどです。


花の種類によって結晶しやすさは違う

実は、はちみつは花の種類によって結晶のしやすさが異なります。
結晶しやすい:れんげ、さくら
結晶しにくい:アカシア、みかん

これは、花ごとのブドウ糖と果糖の比率の違いによるもの。
同じはちみつでも、個性があるのです。

「はちみつ王国」のれんげはちみつ、桜はちみつも結晶しやすいです。
比較的に、はちみつ金、ソヨゴはちみつは、結晶するスピードは緩やかです。


結晶したはちみつの戻し方

結晶しても、栄養や味に問題はありません。
液状に戻したい場合は、次の方法がおすすめです。
1. フタをしっかり閉める
2. 50℃以下のぬるま湯に湯せんする
3. ゆっくり溶けるのを待つ

※電子レンジや高温加熱は、風味や酵素を壊す原因になるため避けましょう。


結晶は、はちみつ本来の「自然な姿」

はちみつの結晶は、
自然のまま作られた証であり、品質の良さを示すサインでもあります。

白く固まっても、慌てて捨てる必要はありません。
そのままパンに塗ったり、ヨーグルトに混ぜたり、
シャリっとした食感を楽しむのもおすすめです。

はちみつは、生きた自然食品。
結晶も、その個性のひとつとして楽しんでみてくださいね🍯✨